ウッドデッキとタイルデッキどちらがおすすめ?失敗しない選び方のポイント

おうち時間を豊かにするために、ここ最近、とみに人気が高まっているのがデッキやテラス。

リビングに面してデッキをつくれば、空の下のもう一つのアウトドア・リビングになり、暮らしが豊かになります。


ただその時にじっくり考えたいのが、デッキの素材。デッキ素材には一般的に、木とタイルが使われます。どちらにするか選ぶ上では、それぞれのメリット・デメリットと合わせて、デッキをどのように使うかということを考えましょう。

今回は、失敗しないデッキ素材の選び方のポイントをご紹介します。




■ウッドデッキの特徴とは?



無垢の木を用いたウッドデッキは、木ならではの温もりが感じられるのが魅力。また経年変化で色や質感が変わるので、時間とともに味わいを増していきます。

木は弾力性がある素材なので、小さな子どもの足に負担がないのもメリットの一つです。


注意しておきたいのは、木は必ず雨や紫外線の影響を受けて劣化するので、定期的に耐候性のある塗装を施すなどお手入れが必要になる、ということです。


また木は呼吸する性質をもっているので、湿度の影響を多いに受けます。乾燥しがちな時期や経年変化で木が痩せると、板と板のあいだに隙間や反りが生じることも。

劣化が進むとささくれなどが生じたり、シロアリなどの害虫被害や腐朽を招いてしまう可能性もあるので、定期的なメンテナンスは必須とお考えください。




■タイルデッキの特徴とは?



タイルは粘土を原料とし、釉薬や顔料などを加えて焼き固め、非常に高い耐摩性をもっている素材です。形状や色・大きさ、デザインも多彩で、最近では濡れても滑りにくい機能性タイルも登場しています。


タイルは耐候性が強いため、経年劣化が起こりにくいのも特徴です。

まず腐朽することはないので、お掃除やメンテナンスがラク。汚れやすいのは、タイルそのものより、タイルとタイルの間の「目地」なので、この目地の本数が少なくなる大判タイルを選ぶとよいでしょう。


デメリットを挙げるとすれば初期費用が比較的高めということ。ただし毎年のメンテナンスがほぼ必要ないので、長い目で見ればお得とも。

もう一つは、素材の固さ。無垢の木に比べると固いので、うっかり転んでしまった時のことは考慮しておきましょう。




■まずはテラスをどう使うか、目的と重視するポイントを明確に!



テラスの素材を選ぶ上では、リビングとの関係性も大切です。

デッキはリビングの延長にあるものなので、リビングで寛いでいても、おのずと目に入ってきます。


おすすめの選び方は、リビングと素材を揃えること。リビングがフローリングならウッドデッキを、あるいはリビングがタイルならタイルデッキを選ぶと、同じ素材が連続するので内外が一体になったかのような感覚をもたらし、リビングにいても実際の面積以上に広々と感じられます。


ただ、室内はフローリングでもメンテナンス性にすぐれるタイルデッキにしたい……とお考えの方もいらっしゃることでしょう。そんな場合には、木目調のタイルを選んで、「いいとこどり」をするのがおすすめ。

最近は技術が進化し、木のリアルな質感そのままのタイルも多く登場しており、色味だけでなく木目の繊細な凹凸も再現、木との違いがわかりません。


厚木市を拠点とするエクステリアのエキスパートである愛産は、タイルの耐久性やメンテナンス性を備えながら、見た目の温かみを併せもつ木目調のタイルデッキにはじまり、それぞれのお住まいにあった最適なデッキ材やスタイルをご提案いたします。


エクステリアを見直して春から豊かな家時間を過ごしたいとお考えの方は、どうぞお気軽にご連絡ください。