失敗しない外構・エクステリアの作り方

このブログをご覧いただいている方は、少なからずお庭づくりに興味がある方が多いことでしょう。自宅のお庭を整備して美しく見せるために、エクステリアを設置している方もおられると思います。


しかしエクステリアを設置する理由や、選び方をきちんと把握する機会は少ないのが現状です。そこで今回は「エクステリア」という言葉の意味や、エクステリアを選ぶ際に重視するポイントなどをご紹介します。




■「エクステリア」の意味とは


エクステリアはもともと「外部」や「外面」「外構」など、外側を意味する言葉です。今では新築を建てる際に、よく耳にする言葉でしょう。


もちろん、新築に限らず、あらゆる建物において、建物の外全体を示す言葉として使われています。外構や庭はもちろん、外壁や屋根なども含まれることを把握しておきましょう。対語として、住まいの内部を指す言葉に「インテリア」があります。




■エクステリアは近隣の方が日常的に目にする場所



建物の内部は家族が最も多くの場所を過ごしますので、インテリアに力を入れている方は多くいらっしゃるでしょう。しかしエクステリアも住まいの一部であることは間違いありません。


より理想のイメージに近づけるために、整備すべきスペースです。例えば、インテリアは家族や来客にしか見えませんが、エクステリアは第三者が日常的に目にします。デザイン性を気にすべきことでしょう。


エクステリアが荒れていた場合、住まう方の印象まで悪くなってしまいます。




■住みやすさのために、デザイン性だけを気にするのはNG


そこでやりがちなミスとして、デザイン性ばかりを気にしてしまい、肝心の住み心地が悪くなってしまうことがあります。たとえばフェンスを飾りすぎて、セキュリティ面に支障を来してしまった場合、良質な外構工事とはいえません。


「デザイン性を保ちつつも、機能面を大切にしたエクステリア」を意識しましょう。




■質の高いエクステリアの具体例3選


では実際に質の高いエクステリアを設置していることの具体例をご紹介しましょう。


1. 動線を意識する


カーポートから自宅までや、門柱から玄関までなど、外構から室内に入るまでの動線を意識することは大切です。途中で無駄な植栽があると、室内までの距離が伸びて住み心地が悪くなります。



2. 明るさをキープする



安全のためにも防犯のためにも、照明の灯は大切です。オシャレなライティングだからといって光量が少ない物を選ぶと、転倒のリスクは増します。



3. 雨の日を想定する


玄関アプローチの素材に御影石や大理石を用いると、雨天時に転ぶ可能性が高まります。家族みんなが安心質暮らせる住まいをつくるためには、滑りにくい素材を用いることもエクステリアづくりで重要視すべきポイントです。




■質の高いエクステリアで、より高品質な住まいを



エクステリアは設置する際の約束事さえ守れば、家の住み心地を高めてくれるグッズです。


「機能性」を前提として、デザイン性も高いエクステリアを設置するように意識しましょう。