今年は例年よりも春の訪れが早いそうです。私たちが暮らす厚木でも例外ではなく、お庭でも生き生きとした兆しが見られることでしょう。気持ち良い空気や草花の生長などを感じたくなり、おのずと足がお庭に向きますよね。
そんな時にあると便利なのが、テラスです。テラスがあると、リビングとお庭の距離が近くなり、お庭の使い勝手も格段に高くなります。今回は、テラスのメリットや注意すべき点についてご紹介いたします。
■テラスがある多彩な生活シーン
一般的にテラスは、リビングやダイニングの掃き出し窓に面して設けられ、室内とお庭をつなぐ役割を果たします。
テラスがあると、今のような季節のよい時期なら、朝はモーニングコーヒーを楽しんだり、お昼はアフタヌーンティーを。夜はお酒を楽しんでもいいですね。
折りたたみ椅子を出してお昼寝するのも気持ちがよいものです。ペットを飼っていらっしゃるご家庭でしたら、愛犬・愛猫のお気に入りの場所にもなることでしょう。また晴天の日には、洗濯物を干すなど実用性も十分です。
■注意したいのは、広さや段差
テラスをつくる上で注意したいのは、広さ。中途半端に小さいと使い勝手が悪く、テラスはもちろん、お庭を活用する機会が少なくなってしまいます。したがってテラスは、余裕を持った大きさでつくることをおすすめいたします。
リビングやダイニングの掃き出し窓の幅いっぱいにテラスを設け、かつ奥行も十分に取ると、室内からお庭を見た時に視線が誘導され、面積以上ののびやかさを感じられるというメリットもあります。
もう一つ注意しておきたいのは、リビングとテラスの間にできるだけ高低差をつくらないこと。段差があると、小さなお子様やご年配の方がうっかりつまずきかねません。テラスは、室内に対してできるだけフラットに設けるのが安全です。
■屋根をつけてより快適に!
タイルの素材には、主にコンクリートやタイル、自然石などを用います。素材によっては、太陽の照り返しが強くなったり、夏場に熱を溜め込んでリビングの室温まで上昇してしまうことがあるので、素材選びには注意が必要です。
もっともポピュラーな素材はタイル。色や形、デザインがさまざまで、最近では真夏でも表面温度が上昇しにくい機能性タイルも登場しています。
夏の日差しを防ぐには、テラス屋根も効果的です。また暑さだけでなく紫外線も防ぐ機能をもつ素材を使えば、紫外線によるテラスの素材の劣化を防げることはもちろん、お肌にも優しいというメリットが。
また雨よけとしても機能するので、急に小雨が降り出しても慌てて洗濯物を取り込む必要もありません。
雨よけ機能をそれほど気にしないのなら、屋根の代わりにパーゴラを取り付けるのもおすすめです。パーゴラにブドウやゴーヤなどつる性の植物を這わせれば、夏は緑のカーテンとなって日差しを遮ってくれるだけでなく、花や果実の収穫も楽しめますよ。
■テラス工事を依頼する業者選びのポイントとは?
テラスを設置する際には、テラス単体の基礎工事が必要になります。この工事がしっかりしていないと、のちのち傾きの原因になってしまいます。特にテラス屋根を取り付ける場合は、家の外壁とテラスの屋根部分を結合させるケースが大半ですので、基礎工事がおざなりですと、テラスが傾き屋根も引っ張られ、家の外壁にも影響を及ぼしかねません。
テラス工事を依頼するのなら、その会社にテラスの施工の実績があるか確認しておいたほうがよいでしょう。
神奈川県厚木市に拠点を構える愛産は、テラスやウッドデッキの施工実績が豊富。ほかにもさまざまな外構・エクステリアに関わる工事を行っております。疑問に思われることや、ささいなご相談からでも構いませんので、お気軽にご相談ください。