玄関アプローチは住まいの顔となる大切な存在。家族だけでなく、お客さまや宅配業者も出入りするだけに、玄関アプローチの印象はそのまま家の印象となると言っても過言ではありません。
一方で玄関アプローチには、機能性も欠かせません。毎日出入りする場所ですから、滑ったり転んだりすることがないよう、安全性も確保したいものです。
今回は機能性と見た目の雰囲気を兼ね備えた、おしゃれな玄関アプローチづくりのポイントをご紹介します。
■おしゃれで機能的な玄関アプローチの条件
まずは機能的なアプローチの条件として、1.2m程度の幅をもたせておくことが挙げられます。室内で人がすれ違うために必要な廊下幅は約78cm。外ならばコートを着ていたり、荷物や傘をもっていたり、自転車やベビーカーを押すことを考えると、1.2m程度あるとよいでしょう。
アプローチの位置ですが、玄関の正面に設けると、玄関扉を開けた時に、外から家の中が丸見えになってしまいます。したがって多少でもよいので門と玄関の位置をズラして、アプローチでつなぐ形にすると安心です。
その際、アプローチにカーブをつけたり曲線状に仕上げることで、奥行き感が感じられ、おしゃれな印象をもたらします。
もう一つ、美観的に注意したいのは、建物とアプローチの色調や雰囲気をそろえること。たとえば建物がシンプルなのに、アプローチだけにぎやかにするのはミスマッチ。外壁や屋根、ドアなどに使われている色や素材とアプローチの統一感を出すことで、全体的に落ちつきのある外観となります。
■玄関アプローチの素材のおすすめ!
玄関アプローチの素材は、見た目に美しいことはもちろん、毎日家族や来客が通る場所として、歩きやすさ・滑りにくさに配慮して選びましょう。
デコボコして歩きにくく足を取られてしまったり、きちんと舗装をせず雨の日は玄関にたどり着く前に泥水の跳ね返りで靴や服が汚れてはたまったものではありません。
アプローチに用いる素材には、敷石やレンガ、枕木、タイル、コンクリート、砂利などがありますが、特におすすめなのは、「インターロッキング」と「洗い出し」。
【インターロッキング】↓
「インターロッキング」は、コンクリートでできたブロックに吸水性を持たせた舗装材で、レンガのようにピースを組み合わせて敷き詰めます。
強度があり、水はけがよいという特徴に加え、色のバリエーションやサイズ、表面の風合いもさまざま。
【洗い出し】↓
「洗い出し」は、コンクリートやモルタルなどといっしょに砂利を埋め込んだものです。コンクリートが完全に乾く前に、水で表面を洗い流すことで、埋め込まれた砂利を浮き立たせます。砂利によって細やかな凹凸ができることから、濡れても滑りにくいアプローチ材として、昔から多用されています。和風住宅で使われているイメージがありますが、砂利の大きさや形状によっては、洋風の家にもマッチします。
「インターロッキング」「洗い出し」いずれも色やデザインのバリエーションが豊富で、曲線・直線などさまざまなアプローチの形状に対応しやすいのがメリットです。
■ガーデンライトでさらに高級感UP
安全性を確保するためには、人感センサーやタイマーで自動点灯するガーデンライトがマスト。足元を明るく照らし転倒を防ぐだけでなく、防犯対策としても有効です。
また何より、アプローチや外観がライトアップされて、毎日の帰宅時間を素敵に彩ってくれます。
厚木市を拠点とするエクステリアのエキスパートである愛産は、質の高い施工技術と、機能性と美観を兼ね備えた提案力に定評があります。エクステリアを見直して豊かな家時間を過ごしたいとお考えの方は、どうぞお気軽にご連絡ください。