お庭はガーデニングを楽しんだり、お子様を遊ばせたり、みんなでBBQをしたりと、いろいろな使い方ができる場所です。さらに、便利なエクステリアを配置すると、より快適に使えるお庭になります。特におすすめなのが、いろいろな使い方ができる「ウッドデッキ」です。ここではウッドデッキの活用方法や、設置する際の注意点をご紹介します。
■ウッドデッキとは?
ウッドデッキとは、天然の木材もしくは木材+樹脂の合成木材を素材とし、庭などの屋外に作られる床のことです。いわゆるテラスの一種で、地面よりも一段高く作られ、室内の床とは連続した造りになっています。特にリビングと一体化させ、リビングの延長である「第二のリビング(アウトドアリビング)」として使用するのが一般的なスタイルです。
室内の床と高さをそろえる必要があるため、通常は土台を設置して床下を作ります。また、雨に備えて屋根を設置することも可能です。なお、ウッドデッキはあくまでもエクステリアであり、1階に設置した場合は基本的に延床面積には含まれません。ただし、屋根や3方向の壁を設けて閉鎖的な環境にすると、延床面積としてカウントされる場合があります。
■ウッドデッキのいろいろな活用方法
ウッドデッキは家と庭の中間的な場所で、その特性を活かしてさまざまな使い方ができます。ウッドデッキの主な活用方法を挙げてみましょう。
・家族団らんやホームパーティー用のスペースに!
ウッドデッキにテーブルやイスを設置すると、ほぼ「屋外のリビング」として使用できます。そのため、家族の団らんの場やホームパーティー用のスペースとして最適です。リビングと直結しているので、料理を運んだり食器を片付けたりするのも簡単。延長コードを引けば、ホットプレートやストーブなども使えます。屋外のため、料理のニオイが気になりにくいのもメリットです。
・趣味を楽しむ
ウッドデッキは趣味を楽しむための空間としても使えます。リクライニングチェアを設置すれば、のんびり読書を楽しめる空間に早変わり。汚れやゴミが出てもそれほど気にならず掃除もしやすいので、DIYやガーデニングなどの作業スペースとしてもおすすめです。プランターを設置して野菜やハーブ類を育て、食卓に並べるのもいいでしょう。
・お子様やペットの遊び場にする
ウッドデッキは、お子様やペットの遊び場にも向いています。粘土遊びやお絵かきなどで汚れてしまっても、ホースとブラシで簡単に汚れを落とせるのであまり気になりません。夏場ならビニールプールを置くこともできます。さらに、芝生や土の上と違って足が汚れず、ダニやノミといった虫がつきにくいのもメリットです。
・物干しスペースとして使う
ウッドデッキは日当たりや風通しがいい場所に設置されることが多く、洗濯物を干すための場所としても最適です。リビングと直結しているため洗濯物を持ち出すのも簡単で、突然の雨に見舞われてもすぐに取り込めます。さらに、屋根を設置すれば雨の日でも洗濯物を干すことが可能です。部屋干しと異なり、室内がジメッとする心配もありません。
■ウッドデッキのデメリット・注意点
ウッドデッキはとても魅力的なエクステリアですが、いくつか注意点もあります。特に以下の2つは設置前にチェックしておきましょう。
・定期的なメンテナンスが必須
ウッドデッキは屋外に設置されていて常に雨風にさらされ、なおかつ木製ということもあって、経年劣化しやすいのが弱点です。天然木なら数年、耐久性の高い木材でも15年程度でリフォームが必要になります。ただ、しっかりとメンテナンスを行えば、寿命を延ばすことは可能です。専門業者に依頼して、定期的に塗装の塗り直しや傷んだ箇所の修繕を行いましょう。
・設置にスペースが必要
ウッドデッキの設置には、どうしてもある程度のスペースを必要とします。お庭の広さによっては、設置が難しい場合もあるかもしれません。サイズや設置場所については十分な検討が必要です。また、ウッドデッキはリビングの床と高さをそろえるために床下を設けるので、地面との間に空間ができます。この隙間に雑草が伸びてくると除草に手間がかかるため、砂利や防草シートで対策しましょう。
ウッドデッキを設置する時は、自分が家族や友人とウッドデッキで何をしたいのかをよく考え、デザイン・サイズ・設置場所などを十分に検討することが大切です。家族の意見も聞き、信頼できる業者と相談して工事の計画を立てると、最適なウッドデッキを選択できます。理想的なウッドデッキを設置して、家族や友人との素敵な時間を過ごしましょう。
神奈川県厚木市の愛産では、お庭づくりや外構に関するサービスを幅広く承っております。ウッドデッキの施工実績も豊富で、デザイン性と機能性を両立させた、質の高い商品選択や施工が可能です。
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