空き巣に狙われにくい家にするにはどうしたらいいのか、とお悩みの方は多いのではないでしょうか。一般住宅の防犯対策として真っ先に思いつくのが防犯カメラですが、エクステリアで防犯カメラを導入する際、デメリットがないかどうかも気になるところです。今回は、個人宅の屋外に防犯カメラを設置するメリット・デメリットや、空き巣が嫌がる家・外構づくりのポイントについてわかりやすく解説します。
神奈川県の空き巣被害の現状は?
たとえば神奈川県を例に取って見てみますと、空き巣被害は年を追うごとに増加傾向にあります。とくに弊社「有限会社 愛産」の本拠地である厚木市は、下表のとおり、ほかのエリアに比べて圧倒的な件数増加が特徴的です。令和3年の9月末には29件だった空き巣被害件数が、令和4年の9月末には90件と三倍増し、治安の悪化が心配されます。
神奈川県空き巣被害数ワーストエリア
エリア名 令和3年9月末 令和4年9月末
厚木 29件 90件
平塚 23件 18件
青葉 19件 21件
空き巣に狙われる家には共通点がある?
空き巣に狙われやすい家には、留守がちであるという共通点があります。空き巣狙いは、何度も空き巣「候補」の家周辺を偵察に訪れ、日中在宅の気配がないことを確認しに訪れるといわれています。また、侵入しやすく、逃げやすい構造の家も空き巣被害が多いようです。さらに大きな庭木が死角をつくってしまっている家や、庭の手入れを怠っていて、陰に隠れることのできる障害物の多い家も、空き巣に狙われやすいとされます。
外構エクステリアの防犯カメラの役割とメリットとは?
門や塀・柵などを含む、家の建物より外の部分をエクステリアや外構などと呼びますが、このエリアに防犯カメラを設置することは、空き巣被害対策にかなり有効です。万が一空き巣に狙われても、証拠映像を保存できるため、警察に資料を渡し、迅速な犯人逮捕に繋げることができます。また、設置しているだけで、「この家は隙がない」「空き巣対策をしっかりやっている」という印象を与えて泥棒のやる気を削ぐことができるので、「犯罪抑止」効果が期待できます。さらに、仮に被害に合い、外部からどのように侵入されたのかを客観的情報として知るたい場合にも、防犯カメラ映像は大変便利です。玄関の鍵を壊したのか、もともとの施錠忘れなのかどうかなど、動かぬ証拠を見れば、空き巣被害の手口や原因も一目瞭然となります。
防犯カメラのデメリット
防犯カメラを外構エクステリアに設置することはメリットが多く、空き巣対策をしたいご家庭に大変おすすめできます。一方で、家の外部に防犯カメラを設置することには、デメリットがあることも事実です。たとえば、防犯カメラを設置したことで危機感がゆるみ、玄関や窓の施錠忘れをしたり、貴重品や現金を留守宅に放置したりするなど、行動に油断が出がちな点はデメリットといえるでしょう。また、防犯カメラを屋外設置するには、設置費用や管理費がかかります。防犯にできるだけお金をかけたくないという方にとっては、このような出費をデメリットとなるかもしれません。しかし、医療保険や死亡保険などと同じで、費用はかかっても、もっと大きな代償が待っているリスクを思えば、まさしく防犯カメラにかかる費用は、空き巣被害から家や家族や財産を守るための「保険費用」といえるのではないでしょうか。
空き巣が嫌う環境や外構をつくるポイントは?
空き巣狙いに「この家には入りたくない」と思わせるには、エクステリアに防犯カメラ導入するのが有効的です。また、そもそも「侵入しやすい」「隠れやすい」と泥棒が思わないような外構、庭の設計・デザインを施しておくことも高い効果が期待できます。防犯についての知見豊富な専門業者に、庭やエクステリアの現状を点検してもらってもいいでしょう。
愛産は、神奈川県厚木市に本拠地を置く外構エクステリア施工の専門会社です。空き巣犯が嫌がるエクステリアを研究し、美しく、なおかつ機能的な外構工事を得意としています。お客様の暮らしの安全と快適性を守るエクステリアなら、神奈川県の地理や地域性にも精通した有限会社愛産まで、ぜひお気軽にご相談ください。