暮らしを守るために、外構フェンスを見直してみませんか?

家を建てた時、フェンスもあわせてつくりたいと考えられる方は多いことでしょう。あるいは家を建てて歳月が経ち、フェンスをリニューアルしたいと思われる方もいらっしゃるかもしれません。

フェンスは家全体の佇まいがどう見えるか影響をもたらすだけでなく、近隣住戸との境界となったり、防犯・安全面で効果があるなど、暮らしを守るさまざまな役割をもっています。

今回はフェンスの役割や適切な設置方法、デザインの選び方についてご紹介いたします。




■不審者の侵入やご近所トラブルを防止!


フェンスの役割として、主に三つの機能が挙げられます。

まずフェンスには、ここからここまでが自分の家の敷地であると、わかりやすく示す境界を効果があります。フェンスがなく、オープンに家が建っていると不審者を招きかねません。

またありがちなのが近隣とのトラブル。隣家の木々の枝が伸びすぎて敷地に侵入してきたり、落葉で迷惑を被ることがあった場合、フェンスが立っていれば明らかに敷地の境界を示すことができるので、権利を主張しやすくなります。




■外からの視線を遮りプライバシーを確保



そして大切なのが、外からの視線を遮りプライバシーを守るという目隠しの効果。

家の前を行き交う人々の目に、家の中の様子がさらされていたら落ち着かないもの。あるいは隣家の窓が近い場所にあると、のぞかれる心配も否めません。

こうした場合、視線を遮る位置にフェンスを立てておけば、プライバシーを確保できて心置きなく過ごすことができて安心です。




■子どもやペットの飛び出しを抑止



三つ目には、小さなお子さまやペットがいらっしゃるご家庭の場合、外への飛び出しを防ぐ効果が期待できます。

家事をしていたり何かに集中していたりして、ふとお子さんやペットから目を離してしまう、ということはどうしても起こってしまうもの。そして子どもやペットは好奇心旺盛。うっかり外に……ということも多々ありえます。そのような場合でもフェンスがあれば、抑止効果が期待できます。




■フェンスのデザインはどう考える?


フェンスは人目に触れるので、デザインにもこだわってつくりたいものです。

フェンスのデザインは幅広く、たとえばヨーロッパのアンティーク調、素朴なウッドフェンス、竹垣のような和風など、豊かなバリエーションがあります。

ただデザインや素材の前に、考えたいのが「機能」。その判断基準は、「採光」「目隠しの度合い」「風通し」です。


まず道ゆく人から完全に視線を防ぎたい場合には、パネルタイプのフェンスやブロック塀タイプが有効です。プライバシーを守れるだけでなく、強風や道路からの排気ガス・騒音、また防犯上でも高い効果が期待できます。


これに対して、ほどよく視線を通すのが、ポリカーボネートなど半透明の樹脂パネル。

外から見るとおぼろげに内側のシルエットは映りますが、詳細まではわかりません。しかも光は通すので、目隠しはしたいけれども窮屈な感じは苦手という方におすすめです。


視線はしっかり遮りたいけれども、風通しはよくしたいという方は、斜めに角度をつけた細い板やアルミ材を密に並べたルーバータイプを使うとよいでしょう。目隠しの効果をもちながら風は通すので、湿気が溜まる心配はありません。


ほどよく視線は遮り、風も光も採り入れたいとすべてをお望みの方には、適度な間隔を設けた格子状や、メッシュタイプのフェンスがおすすめです。繊細で透け感を生み、道路を歩く人に対しても威圧的にならずに、適度に視線を遮ることができます。和風から洋風まで、どのようなデザインの家にもしっくり合うのも特徴です。




■フェンスにまつわるお悩みはプロにご相談を


ルーバータイプやメッシュタイプのフェンスでしたら、植物の成長を迎えるこれからの時期、つる性の植物を絡ませてナチュラルな雰囲気を出すのも素敵ですね。

フェンスはDIY工事でできると思われがちですが、基礎のつくり方や水はけ、そして安全性の問題がありますので、プロに相談するのがおすすめです。


神奈川県厚木市に拠点を構える愛産では、フェンスやブロック工事をはじめとした外構エクステリアに関わるさまざまな施工を行っております。

新しくフェンスの設置をお考え中の方はもちろん、すでにあるフェンスが古くなってきたから新しくしたい、ブロック塀を撤去したいなどご要望がございましたら、お気軽にご相談ください。