お庭でのおしゃれな土間コンクリートの作り方を紹介。一工夫でガラッと変化します!

土間コンクリートは、お庭や駐車場の施工によく使われます。フラットで耐久性が高いなどメリットも多いのですが、殺風景になりがちなのも事実。「もう少し見栄えがよくならないかな?」と感じている方もいらっしゃるでしょう。


そんな土間コンクリートも、ちょっとした工夫でとてもおしゃれになるのです。ここでは、お庭の土間コンクリートをおしゃれに見せるためのポイントをご紹介します。




■土間コンクリートの目地を使ってデザイン性をアップ



おしゃれな土間コンクリートを作る際、まずやっておきたいのが目地の活用です。土間コンクリートは温度変化による収縮・膨張への対策として、14~15おきに伸縮目地を設け、ひび割れを防止するとともに排水経路を確保しています。この目地の素材は自由度が高く、デザイン性に優れたものを選びやすいのが特徴です。


よく使われる素材としては、キューブ状のピンコロ目地や玉砂利目地、砂利目地、カラー砂利目地などがあります。おうちのスタイルに合わせた目地材を取り入れれば、それがアクセントとなって広範囲がのっぺりした印象になるのを防ぐことができ、デザイン性の高いお庭を作れるでしょう。


ちなみに、前回の記事でご紹介した「インターロッキング」を目地に使うという方法もあります。インターロッキングの詳しい情報はこちらの記事をご覧ください(https://www.ex-aisan.jp/blog/category7/140274)。




■スタンプコンクリートで仕上げるとお庭のイメージがガラッと変わる!



おしゃれな土間コンクリート作りでは、「スタンプコンクリート」の活用もおすすめです。スタンプコンクリートとは、完全に固まる前のコンクリートの表面にスタンプを押し付け、模様を作る技法をいいます。


スタンプコンクリートのメリットは、耐久性の高さや施工スピードの速さといったコンクリートの強みはそのままに、多彩な模様を生み出せること。天然石や枕木、レンガなど、多種多様な素材の質感を再現可能です。難しい曲線部分も素早く施工しやすく、重いものが乗っても天然石のように割れてしまう心配がほとんどありません。


加えて、天然石などに比べると価格も非常にリーズナブルです。家とのバランスも考えて、自由なデザインを選ぶといいでしょう。どちらかというと、部分的にお庭のデザインを変えたい時に向いています。




■土間コンクリートのお庭仕上げは、実用性も意識しましょう



土間コンクリートは多様な表現が可能ですが、デザインだけを見ていると失敗してしまうこともあります。特に注意が必要なのが、夏場の日光の照り返し。全面コンクリートで仕上げると、照り返しによって大変な暑さになるので、直射日光を防ぐ工夫が必要です。植栽やオーニングで日陰を作る、窓の前は花壇にするなどの対策を取りましょう。


また、土間コンクリートの近くに土があると、雨が降った時に土はねで汚れてしまいます。コンクリートと土が直接重ならないよう、考慮して施工するべきでしょう。さらに、水はけをよくするために広範囲をコンクリートで仕上げる場合は、適切な勾配を設けて排水経路を確保する必要があります。詳しくは過去の記事をご覧ください(https://www.ex-aisan.jp/blog/category7/114136)。


このように、お庭の土間コンクリートを施工する際は、デザイン性だけでなく実用性も大切です。仕上がりの凹凸や鏝ムラが目立って後悔するのもよくあるパターンなので、依頼する業者はよく考えて選ばなければなりません。高い施工技術を持っていて、その家に適した方法をしっかりと提案してくれる業者に依頼しましょう。


神奈川県厚木市の愛産では、お庭づくりや外構に関するサービスを幅広く承っております。土間コンクリートの施工実績も豊富で、デザイン性と機能性を両立させた質の高いお庭づくりが可能です。お見積もりは無料で、お客様のご要望を最大限に反映させたプランを提案させていただきます。外構に関するお悩みや疑問がある時は、愛産までお気軽にお問い合わせください。